予防接種の種類による対象年齢と接種回数について
定期接種
予防接種名 (対象の病気) |
対象年齢 (標準的な接種期間) |
接種回数・間隔 | |
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BCG (結核) 生ワクチン |
生後 1 歳に至るまで (生後 5 か月から 8 か月) |
1 回接種 | |
四種混合(DPT-IPV) 又は三種混合(DPT) D=ジフテリア、P=百日咳、T=破傷風、IPV=ポリオ 不活化ワクチン |
1期 初回 |
生後 3か月から 7歳 6か月に至るまで (生後 3か月から 1歳) |
20日から56日の間をあけて 3回接種 |
1期 追加 |
生後 3か月から 7歳 6か月に至るまで | 1期初回( 3回)終了後、6か月以上(標準的には 1年から 1年半)の間をあけて 1回接種 | |
不活化ポリオ(IPV) 不活化ワクチン |
1期 初回 |
生後 3か月から 7歳 6か月に至るまで (生後 3か月から 1歳) |
20日から56日の間をあけて 3回接種 |
1期 追加 |
生後 3か月から 7歳 6か月に至るまで | 1期初回( 3回)終了後、6か月以上(標準的には 1年から 1年半)の間をあけて 1回接種 | |
二種混合(DT) 不活化ワクチン |
11歳以上13歳未満 (小学 6年生の間) |
1回接種 | |
麻しん風しん混合(MR) 生ワクチン |
1期 |
1歳から 2歳に至るまで (1歳になったらできるだけ早く) |
1回接種 |
2期 | 5歳以上 7歳未満の者で、小学校就学前の一年間、いわゆる幼稚園、保育園等の年長児 | 1回接種 | |
日本脳炎 不活化ワクチン |
1期 初回 |
生後 6か月から 7歳 6か月に至るまで ( 3歳から 4歳) |
6日から28日までの間をあけて 2回接種 |
1期 追加 |
生後 6か月から 7歳 6か月に至るまで ( 4歳から 5歳) |
1期初回( 2回)終了後、概ね 1年間をあけて 1回接種 | |
2期 |
9歳以上13歳未満 ( 9歳~10歳) |
1回接種 | |
ヒブ(Hib感染症) 不活化ワクチン |
接種開始が 生後 2か月から生後 7か月の前日まで |
生後2か月から5歳に至るまで (生後 2か月から生後 7か月) |
初回:27日以上(標準的には56日まで)の間をあけて 3回接種 追加:初回( 3回)終了後、7か月から13か月の間をあけて 1回接種 |
接種を開始が生後 7か月から 1歳誕生日まで |
初回:27日以上(標準的には56日まで)の間をあけて 2回接種 追加:初回( 2回)終了後、7か月から13か月の間をあけて1回接種 |
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接種開始が 1歳の誕生日の翌日以降 |
1回接種 | ||
小児用肺炎球菌 不活化ワクチン |
接種開始が生後 2か月から生後 7か月の前日まで |
生後 2か月から 5歳に至るまで (初回:生後 2か月から生後 7か月) (追加:生後 1歳から 1歳 3か月) |
初回:27日以上の間をあけて3回接種 追加:初回(3回)終了後、60日以上の間を間をあけて、1歳の誕生日以降に1回接種 |
接種開始が7か月の翌日から 1歳の誕生日まで |
初回:27日以上の間をあけて2回接種 追加:初回(2回)終了後、60日以上の間を間をあけて、1歳の誕生日以降に1回接種 |
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接種開始が 1歳の誕生日の翌日から 2歳の誕生日まで |
60日以上の間をあけて2回接種 | ||
接種開始が2歳の誕生日以降 | 1回接種 | ||
水痘(みずぼうそう) 生ワクチン |
初回 |
1歳から 3歳に至るまで ( 1歳から 1歳 3か月) |
1回接種 |
追加 | 1歳から 3歳に至るまで | 初回終了後、3か月以上(標準的には、6か月から12か月まで)の間をあけて、1回接種 | |
B型肝炎 不活化ワクチン |
1歳に至るまで (平成28年4月1日以後の出生者に限る) ただし、母子感染予防のために、抗HBs人免疫グロブリンと併用してB型肝炎ワクチンの接種を受けたことがある場合は、定期接種対象外 |
1回目:1回接種 2回目:1回目の接種から27日以上の間をあけて1回接種 3回目:1回目の接種から139日以上の間をあけて1回接種 |
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子宮頸がん予防(ヒトパピローマウイルス感染症) 不活化ワクチン |
小学 6年生から高校 1年生相当の女子 (中学 1年生の間) |
サーバリクス(2価) 1回目:1回接種 2回目:1回目の接種から1か月以上の間をあけて 1回接種 3回目:1回目の接種から6ヶ月以上の間をあけて 1回接種 |
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ガーダシル(4価) 1回目:1回接種 2回目:1回目の接種から2か月以上の間をあけて 1回接種 3回目:1回目の接種から6ヶ月以上の間をあけて 1回接種 |
子宮頸がん予防ワクチンについては現在積極的な勧奨を差し控えております。
(詳しくは「ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防)ワクチン接種」をご覧ください)
任意接種
予防接種法の対象となっていない任意接種は、被接種者と医師との相談により判断し行われるものです。
主な任意接種
季節性インフルエンザ、おたふくかぜ、A型肝炎、ロタウイルス、黄熱、狂犬病、破傷風