内容
最近、多くの青少年がSNSやオンラインゲーム等のソーシャルメディア等を利用するようになっています。
便利な一方、こうした機器の長時間利用による生活習慣の乱れや、不適切な利用により、青少年の犯罪の被害者や加害者となったり、思いがけず他人のプライバシーを侵害してしまうなど、深刻な問題も発生しています。
未来を担う青少年が、このようなリスクに対する適切な対応を理解した上で、スマートフォン等を正しく利活用できる環境を整えることが非常に重要です。
そのため、青少年がインターネット上の有害情報に起因する犯罪被害やトラブルに巻き込まれることを防止するため青少年が初めてスマートフォンを手にする時期でもある、春の卒業・進学・入学の時期を含め、今回は例年以上に期間を前倒しして、サービス提供事業者とこれを利用する青少年及び保護者、学校等の関係者が連携、協力し、安全・安心な利用なための啓発活動等の取り組みを集中的に展開します。
活動内容
- 話し合いによる家庭でのルールづくり
不適切な利用によるリスクについて家庭で話し合い、家庭でのルールを作りましょう。ルールづくりにおいては、青少年の発達段階、インターネットによる知識、コミュニケーション能力等に応じたルールとしましょう。 - 積極的なフィルタリングの利用
保護者等は利用者が青少年であることを伝え、フィルタリングについて説明を受けましょう。 - 学校や地域団体等との連携によるリテラシーの向上
小・中学校、高等学校、地域団体等と連携し、冬休み前の終業式、卒業式、始業式、入学式や保護者会等の場を活用し、また、期間中に説明会の機会を設け、スマートフォン等の安心、安全な利用に関し、青少年や保護者の意識及び知識を高めるための取組を重点的に行います。
犯罪被害から守るために [PDF形式/172.02KB]