四者協定の概要と健康長寿事業について
鳩山町、株式会社日立製作所、一般社団法人日本老年学的評価研究機構(JAGES)、東京都健康長寿医療センターは、健康づくり・介護予防の取組みを更に発展させるため、四者協定を締結し、その協定をもとに、スマートフォンアプリを用いた健康長寿事業を実施します。
健康づくり・介護予防の取組みを更に発展
鳩山町では、「栄養・運動・社会参加」の3本柱を基本理念とした、健康づくりや介護予防に力を入れた「鳩山モデル」の実践に、町民の皆さんや、関係機関及び団体が一体となり、取り組んできました。平成21年度からは、東京都健康長寿医療センター研究所と共同研究事業に係る協定を結び、健康づくり、介護予防事業に今日まで取り組んできました。その結果、鳩山町は埼玉県65歳以上健康寿命において、常に上位をキープし続けるなど、取組みの効果が表れてきています。この度、これまでの取組みを発展させ、更なる「健康長寿のまち」を目指すため、9月28日(水曜日)、鳩山町と株式会社日立製作所、一般社団法人日本老年学的評価研究機構(JAGES)、東京都健康長寿医療センターとで四者協定を締結しました。この協定をもとに、「社会参加」に係る実証事業を令和4年10月から実施します。
社会参加を促進するアプリ効果検証説明会ポスター [PDF形式/442.62KB]
高齢者の社会参加を促進するアプリを活用した事業
「社会参加」とは、「外出する」「地域や趣味の集まりに参加する」「友人に会う」など、他者と交流するあらゆる行動の総称です。この「社会参加」には、「学ぶ」「働く」「集う」「趣味」「地域貢献」など様々なタイプがあり、楽しさや生きがいにもつながります。そして、高齢者の要介護認定のリスクと密接に関係しています。今回の事業は、社会参加状態を知ることができるアプリを用いることで、介護予防を意識した生活習慣とは何かを検証し、検証結果を今後、健康長寿政策の推進や、町民の健康寿命延伸となる新たな施策に繋げていくものとなっています。まずはアプリの効果検証事業説明会を行いますので、ぜひ皆さんご参加ください。