令和3年度まちづくりワークショップで出た町の魅力
自然が豊かなまち
- あぁ、空気が美味しい。空気にだって味があるんです。
- 冬空の星が綺麗で毛布にくるまりながらジーっと見たり、流れ星を楽しんでいます。
- たくさんの生き物や虫が住んでいる!
- 家から歩いていける林で、かぶと虫が採れました。
- 夕映えに山のシルエット、あかね色の雲と空、息を呑む美しさです。
- ニュータウンの街並みも自然景観もステキ
- 朝、お散歩をしていると、野鳥のさえずりが聞こえてきて、とても清々しい気持ちになります。
- 石坂の森を家族で歩いてキノコを見つけたよ!いろいろな種類の色とりどりのキノコがあって、ワイワイ楽しかったよ。
- 庭の枯れ葉の上で鳩がひなたぼっこをしていました。私は足でも怪我しているのかと見ていると飛び立っていきました。
安心安全に暮らせる
- 地域で集まる機会があるため、お互いの顔を知っているから安心できるし、歩道が広くて安全です。
- 通っている小学校では、低学年が高学年の先輩と交流していて、子どもも楽しそう!
- 町内に中学校は一つしかありませんが、今でも仲良しの親友に出会えました。
- のびのびと安心して教育・子育てできてハッピー!
- 犬の散歩をしていると、畑で採れた野菜を「よかったらもらって!」といただくことも。
健康のまち!福祉も充実!
- 毎朝ラジオ体操にみんなで参加しています!
- 散歩、美味しく澄んだ空気、栄養たっぷりの野菜で身体の中から健康になれる!
- はーとんカフェでお年寄りとおしゃべりを楽しんでいます。
人のつながりが温かい
- 庭でバーベキューしながらの友達との交流が楽しい。
- 子どもとまちを歩いていると、「いくつ?」や「元気だね」など温かい言葉をかけてもらえます。
新成人の声(平成27年成人式より)
- 星がきれいです。
- 静かで、落ち着きます。
- 自然が豊かで、人が温かいです。
- 中学校が一つで小規模のため、みんな仲良く楽しく過ごせました。
- 街中で会う人が、あいさつを返してくれます。
- 平和だなぁと感じます。人が少ない分、穏やかに感じます。
都内は人がごちゃごちゃしていたり、臭かったり、交通量がすごく多かったりするので、鳩山町に帰ってくると、とても落ち着きます。
街中の声
ウォーキング中の方の声
- 数年前位からウォーキングを始めましたが、色々な所にきれいな花が咲いています。
行き会った人とも自然と会話が生まれ、コミュニティも生まれるまちです。体と心の健康にいいウォーキングを、気軽に始めやすい環境がいいですね。
「地域健康教室」参加者の声
- 教室で準備体操として踊っている「新鳩山音頭」は、町立幼稚園でも園児が踊っているため、孫世代とのコミュニケーションも増えました。
- みんなと会える場があるのはうれしいです。
- 教室の自由な雰囲気が好きです。きつい動きは無理をしなくても大丈夫なので、自分の体調やペースに合わせて参加できます。
- 知らない人ともふれあえ、この教室がきっかけとなり、町中でもあいさつするようになりました。
- 休憩時間のおしゃべりも楽しいです。
- 教室に参加していると、いつまでも若々しくいられます。
農村公園への来訪者の声
- 鳩山町はゆったりとしていていいですね。ここに来るといつも感じます。
- 大きな公園なのに、いつもきれいに管理されていてすごいなと感心しています。
- 広々している公園なので、気に入っています。
- お弁当を持って、園内でお昼を食べていくこともあります。
- 自然が多く、夏は水遊び、秋はどんぐり拾いなど、季節を感じながら遊べたりするのがいいです。
- 広くて、きれいで、車も入ってこないので、安全に遊べる公園です。小さな子でも遊びやすくて安心です。
移住者の声
- 子どもの人数が少ないため、逆に先生や大人の目が行き届きやすい環境です。
子どもの生活や人付き合いなどについて、よく把握しているなと感じます。 - ひばり子育て支援センターの先生も、初めから気さくに迎え入れてくれました。
- 農村公園にはよく子どもと遊びに行きます。夏は園内を流れる川でザリガニなどを取ったり、子どもも楽しそうに遊んでいます。
- 家が密集していないので、子どもが遊ぶ際やピアノの練習の際の騒音をそれほど気にしなくていいです。
- 自宅の庭でバーベキューができる所がいいです。友だちを招いて、楽しい時間を過ごしています。
- 病後児保育があるのはとても助かります。また、専門の資格者が見てくれているので、とても安心感があります。
- 自然がいっぱいで、蝶やセミ、バッタなど、虫もたくさんいます。そのおかげで、子どもたちは虫が触れるようになりました。
- 地域の人が当たり前のようにあいさつしてくれます。子どもたちも、知らない人にでもきちんとあいさつできる子が多いです。
地域の人が、子どもを育てているのだと感じます。
東京から鳩山町へ移住した安達さん一家
東京に住んでいた頃、少し体の弱かった娘の健康のため、鳩山町の農家さんから直接、無農薬のお米を買っていたんです。
そのご縁で農業体験をしに鳩山町に来た時、この風景と夕焼けの景色に惚れ込んで、思い切って東京から引っ越してきました。
周りの人に心配されつつも、住めばなんとかなるだろうと考えていましたね。
実際に住んでからは、町内でつくられた安心できる食べ物や、綺麗な空気、思いっきり外で遊べる環境で、娘もわたしたちも健康になってきました。
子育てしながらケーキ販売や料理教室を鳩山町で始めましたが、近所の方々や同じく移住された方々が来てくれて、大変ありがたいです。狭いまちだからこそ、人のつながりって大事だと実感しました。
小学校に通う娘は毎日が楽しそうで、特に学童がお気に入りです。小学校では、少人数できちんと先生が子どもを見てくれるので、安心できます。人が少ないのも悪いことじゃないんだなって思いましたね。
家に薪ストーブを設置したので、それを囲みながら一家団欒を楽しんだり、人に会えないコロナ禍でも家族でストレスなく生活できています。こっちに来たら時間も増えて、やりたいことも増えたので、子育てが終わった後も今から楽しみです。
※安達さん一家のインタビュー動画は下記からご覧いただけます。
シェアアトリエniuの小西さんと山川さん
小西:大学院の教授のご縁で、はとやまハウス(シェアハウス)に卒業まで住むことになりました。そこからいろいろなまちづくり活動を通して人のつながりも生まれ、学生生活を終えてもここで活動していきたいという思いからこの「シェアアトリエniu」をつくりました。
山川:私は大学に通いながら、埼玉を拠点に活動したいと考え、偶然見つけたこの家に東京から飛び込んできました。住んでみると便利なコンパクトシティで意外と暮らしやすいなとびっくりしました。
小西:ニュータウンは、施設や店がまとまっているだけじゃなくて、人の密度も高いんですよ。どこかに行けば人が集まっていて、面白い活動をしている人に出会えるのはここならではの魅力だと思います。
山川:何か挑戦したいと思った時、それを応援してくれる人や場所があるのはとてもありがたいです。
小西:このシェアアトリエも挑戦する人の拠点になってほしいと思っています。このまちには高齢者のセカンドライフや空き家などの時間・空間の「余白」があると感じています。その使い方を考える場所を提供したい。その輪が広がって、巻き込まれたり、巻き込んだりすれば、きっともっと面白いまちになるはずです。
※小西さんと山川さんのインタビュー動画は下記からご覧いただけます。