最近まで、世の中には「男性」と「女性」二つの性別しかないと認識されてきましたが、姿、価値観、感情などが人によって異なるように、実際の性(セクシャリティ)は多様です。
誰もが自分の性(セクシャリティ)を尊重され、自分らしく生きることのできる社会を作っていきましょう。
法務省 啓発動画
あなたがあなたらしく生きるために
性的指向・性自認(LGBTQの人権)
性のあり方が多数派(生まれた時に割り当てられた性別に違和感がない異性愛者)と異なる人たちを「性的マイノリティ(性的少数者)」と言います。
「LGBTQ」は、代表的な性的少数者の頭文字をとって作られた言葉です。
性的指向とは、恋愛や性的な関心がどのような性別を好きになるか、ということを示す概念です。これは自分の意志で決めるものというより、多くの場合成長とともに気づくものです。
性自認とは、自分の性別をどのように認識しているか、ということを示す概念です。必ずしも男女に当てはまらない場合もあります。
- L(レズビアン)
女性の同姓愛者(心の性が女性で恋愛対象も女性) - G(ゲイ)
男性の同姓愛者(心の性が男性で恋愛対象も男性) - B(バイセクシャル)
両性愛者(恋愛対象が女性にも男性にも向いている) - T(トランスジェンダー)
生まれた時に割り当てられた性別と性自認が異なる人 - Q(クエスチョニング・クィア)
性のあり方を決められない、分からない、決めないなどの人
規範的ではないとされる性のあり方を包括的に表す言葉
「埼玉県性の多様性を尊重した社会づくり条例」が施行されました
埼玉県では、「埼玉県性の多様性を尊重した社会づくり条例」が令和4年7月8日に公布・施行されました。
この条例は、性の多様性を尊重した社会づくりに関し、基本理念を定め、県、県民及び事業者の責務を明らかにするとともに、性の多様性を尊重した社会づくりに関する施策の基本となる事項を定めることにより、性の多様性を尊重した社会づくりに関する取組を推進し、もって全ての人の人権が尊重される社会の実現に寄与することを目指しています。
詳しくは、埼玉県ホームページをご覧ください。
問合せ
埼玉県 県民生活部 人権・男女共同参画課 LGBTQ担当
電話 048-830-2927
相談先(にじいろ県民相談(埼玉県LGBTQ県民相談))
にじいろ県民相談(埼玉県LGBTQ県民相談)
電話 0570-022-282
LINE相談 https://lin.ee/2f90PQMd
相談日時 毎週土曜日午後6時から10時まで(最終受付は午後9時30分、年末年始を除く)
詳しくは、埼玉県ホームページ(にじいろ県民相談(埼玉県LGBTQ県民相談))をご覧ください。