平成5年（1993年）、鳩山町議会において、民主主義と基本的人権を保障した憲法の精神を一人ひとりが理解し、日常の生活に生かす努力を全町民の目標とし、明るく住みよい鳩山町の実現をめざす「人権尊重都市宣言」が決議されました。

人権尊重都市宣言

人間は、だれでも自由と平等を願い、健康で豊かな生活を求めている。

この願いを実現するためには、あらゆる差別を撤廃し、すべての人々の人権が尊重されることが必要不可欠である。しかしながら、我が国における人権侵害は今なお依然として存在しており、この問題を解決することは国民的課題である。

特に差別問題は今日いまだに解消されず、現存することは誠に遺憾である。

今こそ私たちは、民主主義と基本的人権を保障した憲法の精神を一人ひとりが理解し、日常の生活に生かす努力を全町民の目標とし、明るく住みよい鳩山町を実現しなければならない。

よって、人権尊重の精神を全町民の意思として築き上げるため、ここに鳩山町を「人権尊重都市」とすることを決議する。

平成5年12月10日

埼玉県比企郡鳩山町議会