現在、鳩山町では、2ヶ月に一度放射線量測定を実施しております。測定結果を比べてみると、測定開始時から約3年を経過した時点で、全体的に低い数値になっております。これは、放射性物質であるセシウム134の半減期が約2年であることがひとつの要因と考えられております。
このことから、平成25年10月より毎月10か所で測定を実施しておりましたが、平成26年10月より測定地を3か所、測定頻度を2ヶ月に一度に見直し、実施しております。
令和3年2月9日(火曜日)測定結果年間換算値
気象条件
天候:晴れ
測定地点1
逆川沼公園
測定値地上5センチ (マイクロシーベルト/時間)
0.09
測定値地上50センチ
0.08
測定値地上1メートル
0.07
年間換算値(ミリシーベルト/年)
0.473
備考
赤沼地内
測定地点2
もくば公園
測定値地上5センチ (マイクロシーベルト/時間)
0.06
測定値地上50センチ
0.06
測定値地上1メートル
0.05
年間換算値(ミリシーベルト/年)
0.315
備考
ニュータウン内
測定地点3
亀井小学校
測定値地上5センチ (マイクロシーベルト/時間)
0.08
測定値地上50センチ
0.09
測定値地上1メートル
0.09
年間換算値(ミリシーベルト/年)
0.473
備考
なし
測定方法・測定機器
測定方法
町職員による簡易測定とし、各地点とも東西南北の4方向を測定し、その平均値(小数点第3位を四捨五入)
年間換算値
それぞれの測定場所の高い測定値を採用
測定機器名
γ線用シンチレーションサーベイメータ TCS−172B
年間放射線量の換算値計算方法
{(測定値×8時間[屋外にいる時間])+(測定値×0.4[屋内での被ばく低減係数]×16時間[屋内にいる時間]) }×365日÷1,000《単位をミリシーベルトに直すため》=年間換算値(ミリシーベルト/年)
計算例:亀井小学校の場合
{(0.09×8)+(0.09×0.4×16)}×365÷1,000=0.473ミリシーベルト/年
ご注意ください
- 私たちの身の回りにある岩石や土砂、空気中にも放射線を出す物質(放射性物質)が広く存在しており、これらは絶え間なく放射線を放出し続けます。また、宇宙からは宇宙線と呼ばれる放射線も地球上に降り注いでおり、自然界には放射線が存在しています。今回の結果には、自然界に存在する放射線量も含まれています。
- 埼玉県の測定値と数値が異なる場合がありますが、測定高や風向き、測定器の違いなどによるものと考えられます。