はとやま 雑感
火災の多発期が終わりました。多発期といっても、明確な定義があるわけではありませんが、ここでは、12月から3月までの4ヶ月間として、今年の鳩山町でも火災の発生状況を述べさせていただきます。
4ヶ月間で、建物火災が1件、林野火災が2件の計3件でした。建物火災は、漏電によるもので、煙だけで済んだようです。林野火災の2件は、下草や伐採林などが、燃えたようですが、焼失面積もさほどではなく、消防団の出動には至らず、消防署だけで対応したようです。
前述の建物火災も消防団は、出動しなくて済みました。そうした意味では、昨年度は鳩山町の火災は少なかったようには思えます。とは言え、数年前には建物火災が連続して発生して、しかも死者まで出てしまいました。
消防署や消防団は、火災の多発期の十一月中旬には、消防活動に万全を期すため、機械器具の点検や検査等の特別点検を行っています。また、年初早々には出初式を行い、火災をはじめとした様々な災害に備え、演習などを行っていますが、火災は発生させない事が一番です。
火災は、自然に発生することは考えられず、人災と言えます。ですから、自然災害とは違い、人の力で防げるはずです。
同じく人災とも言える交通事故については、幸い死亡者ゼロの日が継続しています。
今年度は、同じ人災である火災が一度も発生しないよう、ぜひ町民の皆様のご協力をお願いするものです。