みんなで支え合い、住み慣れた町でいつまでも生活できる地域づくりのために
認知症は誰にでも起こりうる病気です。いつ自分や家族、親しい友人が認知症になるかわかりません。
そして、私たちと同様、認知症を患った方々の心情も様々です。「認知症の本人は自覚がない」という考えも大きな間違いであり、最初に症状に気づき、だれより一番不安になって苦しむのは本人なのです。
認知症の人は理解力が落ちているものの、感情面はとても繊細です。周囲の人たちが、あたたかく見守り、適切な支援を受けることができれば、自分でできることも増えます。
認知症という病気を理解して、さりげなく自然で優しいサポートを心がけましょう。
認知症サポーター養成講座とは
講師役である「キャラバン・メイト」が、地域や職域団体、児童生徒等を対象に、認知症に関する正しい知識や、認知症の方への対応の仕方などについての学習ができる住民講座・ミニ学習会のことを「認知症サポーター養成講座」と呼びます。
「認知症サポーター養成講座」は、自治体や職域団体・企業、町会・自治会、学校等と「キャラバン・メイト」の協働で行われ、養成講座を受講した人が「認知症サポーター」となります。
認知症サポーターの育成は、厚生労働省が実施する「認知症サポーターキャラバン」(外部サイト)における主な取り組みであり、これにより、「認知症になっても安心して暮らせるまち」の実現を目指しています。
認知症サポーターとは
特別何かの行動を要求されるわけではありませんが、認知症を正しく理解し、日常生活の中で認知症の人と出会ったときに、その人の尊厳を損なうことなく、適切な対応をすることで、認知症の人やその家族を温かく見守り、手助けする応援者となることが期待されています。
認知症サポーターのしるし
認知症サポーター養成講座を受講された方には、認知症サポーターのしるしである「埼玉県認知症サポーター証」「鳩山町認知症サポーターカード」を差し上げます。
認知症サポーターになるには
90分程度のサポーター養成講座を受講すると、誰でも認知症サポーターになれます(受講は無料です)。
講座の内容
講師役として、認知症の専門的研修を修了したキャラバン・メイトが、認知症の基礎知識や認知症の人と接する際の心構えなどをテキストやDVDなどを使って講義します。基本カリキュラムに沿った内容でご説明させていただきます。
講座を開催するには
町内の事業所や学校、地域の団体など10人以上の集団に、講師役であるキャラバン・メイトを派遣します。希望日の1カ月程前までに、地域包括支援センター(電話番号:296-7700)へお問い合わせください。(会場はご用意ください)
鳩山町認知症サポーター養成講座申込書 [WORD形式/39.5KB]
講座に参加するには
町の広報等で、日時、会場等のご案内や参加者募集を行っております。詳しくは地域包括支援センターへお問い合わせください。