令和6年町長新年あいさつ

鳩山町長 小峰孝雄

令和6年 新年のあいさつ

町長写真

鳩山町民の皆様、明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては、輝かしい新春を健やかにお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。

さて、昨年を振り返り2点ほど述べさせていただきます。

はじめに、「南比企窯跡の国指定史跡について」でございます。令和5320日付の官報(号外第54号)において、文部科学省告示第14号により鳩山町に所在する「南比企窯跡」(石田遺跡、新沼窯跡、天沼遺跡)を国の史跡に指定することが告示されました。これにより、正式に国指定史跡となりました。鳩山町では初めての国指定史跡ということで、たいへん喜ばしいことです。今後は、遺跡の適切な保存と活用に向け、土地所有者をはじめ関係者の皆様のご理解ご協力を賜りながら、町の発展につながるよう取り組んでまいります。

2点目は、「埼玉西部クリーンセンターの本格稼働について」でございます。

令和411月から焼却設備等の稼働確認を含む試運転を、そして、12月からは焼却を伴う施設全体の試運転を行って参りましたが、令和541日より「本格稼働」が開始されました。このような試運転並びに本格稼働を迎えられましたのは、地権者の皆様や施設建設地域の皆様の様々なご理解ご協力によるものと考えており、改めて感謝申し上げる次第でございます。町では、「埼玉西部クリーンセンター」が、今後も安全・安心に稼働・運営できるよう、全力で取り組む考えでございます。

次に令和6年の展望ということで申し上げます。

はじめに「子育て支援」と「移住推進」でございます。町では、少子高齢化が著しく進んでおり、少子高齢化対策の一環として、子育て支援事業及び移住推進事業に今まで以上に取り組む必要があります。そこで、「少子化を取り巻く現状と課題を踏まえ、より効果的な子育て支援及び少子化対策の具体的な対策を検討すること」を目的として、令和5年度に少子化対策検討本部会議及び同プロジェクトチームを設置し、町民の皆様と一緒に「鳩山町少子化対策チャレンジプラン」を策定いたしました。具体的なプランの1つとして、令和6年度から「産後ケア事業」を開始いたします。この事業は、産後、ご家族などから家事、育児等の支援が十分に受けられないお母さんと赤ちゃんを対象に、安心して子育てができるように、心と体のケアや育児相談など、出産後のお母さんと赤ちゃんの新生活を応援していくものでございます。

このほかにも、子育て支援に関する情報をいち早くお届けする「子育て支援アプリ」や「ファミリー・サポート・センター事業」、「第2子以降の保育料や学校給食費の無償化」など様々な事業を展開して参ります。また、「子育て世帯移住推進補助事業」として、鳩山町で住宅を新築または購入する町外の子育て世帯を対象に、補助金を交付し、移住を推進して参ります。

次に「安全・安心で健康なまちづくり」でございますが、高齢者施策の充実を図るとともに、町民が生涯活躍できる町を目指し「栄養・運動・社会参加」の3本柱を基礎とした健康づくり事業に継続的に取り組み、その成果として、健康寿命の延伸と、現在、埼玉県内で一番低い介護保険料となっております。次期介護保険料も引き続き県内で一番低い介護保険料を目標に取り組みを進めて参ります。

また、新型コロナウイルス等の感染症防止事業に継続的に取り組むとともに、高齢者対策の一環として、加齢とともにリスクが増加する帯状疱疹ワクチン接種費用等の助成にも取り組んで参ります。

町民の皆様に “鳩山町に住んで幸福”と感じていただくための基本となる「安全・安心で健康なまちづくり」を積極的に推進して参りましたが、令和6年も、幸せを感じていただけるような「まちづくり」に全力で取り組んで参りますので、ご理解ご協力を宜しくお願いいたします。

結びに、皆様にとりまして、素晴らしい年になりますことをご祈念申し上げまして、簡単ではございますが新年のご挨拶とさせていただきます。

このページの内容に関するお問い合わせ先

総務課 秘書・総務・検査担当

〒350-0392 埼玉県比企郡鳩山町大字大豆戸184番地16

電話番号:049-296-1214

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