皆さまには、日頃から町政運営に対し、温かいご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
さて、新年度が始まりました。昨年度、鳩山町は、埼玉県65歳健康寿命で男女ともに県内1位(令和4年データ)となりました。毎年65歳健康寿命で良い結果を維持できているのは、健康づくりに対する町民の皆さまの深いご理解や、積極的なイベントのご参加が大きな要因であると考えております。これからも町民の皆さまが健やかで暮らしやすい町を目指し、より一層の健康づくりができる町を進めてまいります。
令和7年度の展望ですが、昨年度は民間活力を活用するため、企業等にトップセールスを行い、5つの民間事業者との包括連携協定を締結いたしました。
今年度も引き続き、災害対策やDXの推進、空き家対策などについて、関連する事業者と協議し、質の高い行政サービスを町民の皆さまに提供できるよう努めてまいります。
次に、新たな視点で鳩山町の魅力を掘り起こし、その魅力を町長が先頭に立って積極的に発信するため、本年2月1日に特例の事務を処理するプロジェクト・チームとして秘書企画室を設置いたしました。
この秘書企画室では、秘書事務に加え、「鳩山町の魅力を掘り起こす企画立案」や「町のPR活動の推進」を行います。また、「地域未来投資促進法等を活用した企業誘致の促進」や「ふるさと納税の総合企画」なども行い、質の高い行政サービスを実施する財源を確保してまいります。
さらに、町民一人ひとりの声に耳を傾け、共に歩むまちづくりを進めるため、SNS等を活用します。若い世代に積極的に情報を発信するとともに、町外の方にも情報を発信し、鳩山町に愛着や興味を持っていただくことでふるさと納税や移住を考えるきっかけにしていただければと考えております。
最後になりますが、私が目指すまちづくりは、いつまでも、健康でいきいきと暮らせるまちづくりです。一度きりの人生でありますから、皆さまが元気で笑顔あふれる毎日を送れ、幸せが広がるまちづくりを目指したいと考えております。
皆さまには、町の発展につきまして、今後ともご理解ご支援をよろしくお願い申し上げます。
鳩山町長 小川 知也