鳩山窯跡群とは

はじめに

鳩山町には、南比企窯跡群みなみひきようせきぐんと呼ばれる東日本最大級の窯跡群があります。
南比企窯跡群は、鳩山町を中心に嵐山町・ときがわ町・東松山市の一部にかけて広がり、6世紀初頭から10世紀前半頃まで須恵器すえきや瓦を生産していました。

奈良時代中頃(8世紀中頃)には武蔵国分寺創建期むさしこくぶんじそうけんきの瓦を大量に生産し、南へ約40キロメートル離れた国分寺まで運ばれました。
最も生産が盛んだった頃には数百基の窯跡かまあと、そこで働く職人の工房や住居が数多く作られ、焼き物の材料となる粘土をとる穴も大量に掘られました。

ここで紹介する「鳩山窯跡群はとやまようせきぐん」とは、「南比企窯跡群」の中核を成す、鳩山町のほぼ全域に広がる窯跡群の総称で、ゴルフ場の造成にともない発掘調査された「鳩山窯跡群」は、狭義きょうぎでの名称となります。

鳩山窯跡群の位置

鳩山窯跡群の位置

鳩山窯跡群の位置
黄枠内が鳩山窯跡群、青枠内が南比企窯跡群の範囲を示します。

 

鳩山窯跡群遠景

鳩山窯跡群遠景

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  • 【更新日】2025年1月30日
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