鳩山町地震ハザードマップ作成で想定した地震
埼玉県が実施した「平成24・25年度埼玉県地震被害想定調査」では、5つの地震を想定しています。
そのうち、鳩山町に最も影響のある地震は、「関東平野北西縁断層帯地震」であることから、今回は、県の地震被害想定調査結果をもとに、この地震を想定した地震ハザードマップを作成しました。
鳩山町地震ハザードマップの構成内容
この地震ハザードマップは、鳩山町に最も影響が大きいとされる「関東北西縁断層帯地震」が発生した場合に、ゆれや建物被害がどの程度になるかを想定し、次の3種類のマップを示したものです。
このマップで地域の危険度を確認し、建物の耐震化や建物内の家具等の固定などの事前対策や地震が発生したときの対応などを、家族と周囲の方と相談してみてください。
予想される震度を表した「ゆれやすさマップ」
「ゆれやすさマップ」とは、想定した地震が発生した場合に、予測される震度(ゆれやすさ)を50m四方の「メッシュ」ごとに表したものです。
ゆれにより予想される建物の全壊率を表した「地域の危険度マップ」
「地域の危険度マップ」とは、ゆれやすさマップに示されているゆれが発生した場合に、建物が全壊する可能性を建物の建築年数・構造などから推定し、その割合を「危険度」として表したものです。
液状化の危険度を表した「液状化危険度マップ」
「液状化危険度マップ」とは、地形地質分類、地下水位などから推定した地盤モデルをもとに、想定した地震が発生した場合における液状化の危険度を表したものです。
※液状化とは
地震が発生した際に地盤が液体状になる現象のことです。地盤沈下やマンホールが浮き上がるなどの被害が発生します。
注意事項
このハザードマップは、あくまでも、「関東北西縁断層帯地震」を想定した被害予測に基づいて作成されたハザードマップです。
そのようなことから、必ずしも、このハザードマップに掲載されている被害想定同様の被害が発生するわけではなく、想定よりも規模が大きい地震が発生した場合には、このハザードマップに掲載している被害よりも、被害が大きくなる可能性もあります。
また、法令等による特定の危険区域等を掲載しているものでもありません。