もう一つのゼロ
先月のコラムでは、平成26年の振込め詐欺被害件数ゼロと、交通事故死亡者数ゼロの日が6年以上にわたって続いていることを紹介いたしました。今月は安心・安全のもう一つのゼロについてご紹介します。
もう一つのゼロとは、昨年の消防団の出動回数がゼロなのです。ゼロといっても、火災の発生がゼロということではなく、消防団に協力をお願いしなければならないような、大きな火災や災害がなかったということです。
数年前には、人家の火災が続いたり、亡くなる方が出るような火災もあったりしました。昨年はそうした大きな火災や災害が少なかったということがいえるでしょう。ぜひ、今年1年そうした火災や災害が起きないことを願っています。
その消防団の団員不足が全国的に深刻です。総務省からは、大臣名で団員確保に対する要請がたびたび町に届いております。
鳩山町でも例外ではありません。消防団員活動は、究極のボランティアともいえますが、災害時に消防団員の果たす役割は大きく、安心・安全のまちづくりは消防団の存在を抜きに語ることができません。
町職員にも消防団加入を呼びかけています。
現在、消防団に加入している職員は15人で、うち4人は女性消防団員です。これからも町職員への加入を積極的に呼びかけていきたいと思いますが、一般の方の消防団への加入も併せてお願いしたいと思います。
平成27年は、この交通事故死亡者ゼロ、振込め詐欺被害ゼロ、火災ゼロの安心・安全のまちづくりを、町民の皆様のご協力のもと進めていきたいと思います。