鳩の日
8月10日は、「鳩の日」と言われているようです。どこかで公に決まったということではなく、「8(ハ)・10(ト)」という語呂合わせで、そのようにいわれているようです。
最近では、鳩にちなむ鎌倉土産で有名な老舗の菓子メーカーが、鳩の日限定の商品を開発し、大盛況のようです。
さて、鳩は平和の象徴でもあります。平和を願うという面では、8月6・9日は、70年前、広島・長崎へ原爆が投下された日です。
さらには、8月15日は、終戦記念日です。今年は、戦後70年という事で、平和に関するドラマやドキュメンタリーが、例年以上に放映された気がします。力作もありました。
以前にも、8月には平和に関するドラマやドキュメンタリーが放映されています。ドラマでは、明石家さんま主演の『さとうきび畑の唄』、松たか子主演の『広島 昭和20年8月6日』。ドキュメンタリーでは、『最後の絆 沖縄・引き裂かれた兄弟』『二度と原爆を使ってはいけない』など、私には記憶に残る作品もあります。
トルストイの名作『戦争と平和』は、ナポレオンのロシア遠征などを歴史的背景としながら、約50年後に大河歴史小説として描かれました。
ヒロシマ・ナガサキや日本の終戦をテーマにした歴史的な作品が、やがて生まれるものと思いますし(すでに生まれている?)、現代では、そうした作品は、映像文化で生まれるのではないか考えています。
8月10日が「鳩の日」だと初めて知りましたが、8月6・9・15日と絡めて、「平和の日」や「平和週間」という位置付けもあっていいのではないかと個人的には思います。