国登録有形文化財 日野岡家住宅長屋門

日野岡家住宅長屋門(国登録有形文化財)

日野岡家は、寺伝「武邊由緒書」弘化三年(1846)によれば、永正年中(1504~1520)、甲州から武州松山に移住した早川新八郎昌辰なる武士が、修験の法を会得し、剃髪して、当時法脈が途絶えていた光雲寺宮本坊に入り、これを再々興した時点にさかのぼる。以来、法統を受け継いで江戸時代には、本山派修験頭先達武州山本坊霞下の同行として代を重ねている。

この長屋門は、木造平屋建、寄棟造で、もともとは茅葺屋根であった。桁行15.7m、梁間は4.6mを測る。中央に入口を設け、左右を部屋としている。軒は、梁を突き出して両側の柱面より外に桁を出す出桁造となっており、正面の外壁には腰板が張られている。また、扉の吊り方は蝶番金物ではなく、木製の軸受けで行っている。

指定年月日:平成19年7月31日

日野岡家住宅長屋門

日野岡家住宅長屋門

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  • 【更新日】2025年3月1日
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