実質債務残高比率(平成21年 広報はとやま 9月号 掲載)

実質債務残高比率

鳩山町長 小峰孝雄前月号の「財政力指数」という指標をみると、他町村と相対的な比較では、決して「貧乏」というわけではないことがわかりました。一方で、鳩山町は財政難です。なぜ財政難なのでしょうか。財政難というと、過去にインフラ整備事業に投資しすぎ、現在借金の支払いに追われ、やりくりが苦しいというのが一般的です。鳩山町もそうなのでしょうか。
「実質債務残高比率」という指標があります。平成19年度の鳩山町の「実質債務残高比率」は、108.5%で県内30町村中、良い方から3番目です。前回と同じように近隣の比企郡の6つの町と西入間地区の2つの町、計8つの町と比較してみます。表をご覧ください。

近隣の町の実質債務残高比率(%)
順位 県内30町村中の実質債務残高率の順位 町名 実質債務残高比率
1 3 鳩山町 108.5
2 4 越生町 118.5
3 6 ときがわ町 120.7
4 8 毛呂山町 133.7
5 12 川島町 145.3
6 13 嵐山町 146.1
7 14 小川町 146.2
8 16 吉見町 155.3
9 29 滑川町 216.0

「実質債務残高比率」という指標では、鳩山町は近隣の町と比較で、一番良い数値を示しています。この指標だけでなく、その他の地方債に関するいくつかの指標も県内の30町村のなかでは、トップクラスのよい数値を示しており、現在の町の財政難が夕張市型の借金のしすぎにあるのではないことがわかります。 ではいったい鳩山町の財政難は何に起因するのでしょうか。この解明を次回以降明らかにしていきたいと思います。

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