経常収支比率(その1)(平成21年 広報はとやま 12月号 掲載)

経常収支比率(その1) 

鳩山町長 小峰孝雄11月号で鳩山町は、歳入と歳出のバランスが取れておらず、財政調整基金という一般家庭で貯金に相当する基金を取り崩し続けていることを示しました。
一方、地方債の発行残高等を示す各種指標は、良好な数値を示しており、歳入と歳出のバランスが取れない主な要因ではないこともすでに示しています。では、歳入と歳出のバランスが取れていないのはなぜか、ということになります。
経常収支比率という指標があります。自治体のエンゲル係数とも呼ばれる指標で、毎年のようにかかる経費が毎年自由に使える収入に対してどれくらいあるかという比率です。平成19年度の近隣の比企郡の6つの町と西入間地区の2つの町、計8つの町と比較してみます。表をご覧ください。

近隣の9町の経常収支比率(%)(単位:千円)
順位 県内0町村中の経常収支比率の順位 町名 経常収支比率
1 2 鳩山町 94.1
2 4 小川町 93.4
3 13 ときがわ町 89.3
4 16 越生町 88.8
5 18 毛呂山町 87.9
6 19 川島町 87.8
7 24 嵐山町 85.9
8 25 吉見町 85.8
9 30 滑川町 80.2

「県内」は、県内 30町村中の経常収支比率の順位

近隣の9町の中で、鳩山町の経常収支比率は最悪です。県内30町村中2位ということですが、1位の町は、来年3月には合併予定であり、事実上県下最悪の経常収支比率といえます。
では、なぜ経常収支比率が高すぎるとよくないのでしょうか。実は、低すぎても問題があるのですが、このことについては、次号で明らかにしていきたいと思います。

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