夏の星空(平成26年 広報はとやま 7月号 掲載)

夏の星空

鳩山町長 小峰孝雄このコラムを書いている時点では、梅雨の真最中で、趣味の天体観測はままなりません。梅雨が明けるのを心待ちにしていますが、鳩山から見える夏の星空を、一足先にご紹介いたします。

7月の半ば頃、空が暗くなり始めて、最初に南西の空高く輝き始めるのが、全天(空全体の意)にある21の1等星の一つである、うしかい座の「アークトゥルス」です。そのオレンジ色のアークトゥルスよりさらに西の下の方に、同じ1等星の乙女座の「スピカ」が青白く輝いています。
北斗七星の柄の部分のカーブを延長するとアークトゥルスとスピカにたどり着きます。これを春の大曲線と呼びます。
この時間帯で、春を代表する星々が既に西の方に大きく傾いているのは、夏本番であることの証です。

東の方に目をやると、こと座の「ベガ」とわし座の「アルタイル」、はくちょう座の「デネブ」の夏の大三角形が確認できます。いずれも、1等星です。
このうちベガは七夕の織姫星、アルタイルは彦星として知られています。この二つの星間には、夏の天の川が流れているのですが、今の鳩山では見ることができません。

この夏の大三角形は、春の時期に早朝から見え始め、11月の宵まで見えます。夏の初期は、雲りまたは雨の日が多く、8月上旬以降の方がよく見えます。
9月以降になると、宵の頃ほぼ天頂近くで、見ることができます。

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