インフルエンザの予防について

この冬、インフルエンザが大流行しています!

平成31年第3週に県内のすべての保健所管内で1医療機関(定点)当たりの報告数が流行警報の基準値である30人を超え、埼玉県では1月16日にインフルエンザ流行警報を発令しました。

→詳しくはこちら(埼玉県のインフルエンザ流行情報

埼玉県では1月16日に流行警報を発令し、感染予防を呼びかけているところですが、さらに流行が拡大しているため、町民の皆さんもより一層注意していただきますようお願いします。

インフルエンザの感染を予防するためには「咳エチケット」「手洗いの励行」「適度な湿度の保持」「十分な栄養とバランスのとれた栄養摂取」がポイントです。

インフルエンザに感染しないためには?

インフルエンザの感染を防ぐには、以下のようなことが大切です。

正しい手洗い

帰宅時や調理の前後、食事前など、こまめな手洗いを心掛けましょう。アルコールを含んだ消毒液で手を消毒するのも効果的です。

※ うがいは、一般的な風邪などを予防する効果があるといわれていますがインフルエンザを予防する効果については科学的に証明されていません。

手の正しい洗い方について

予防接種を受ける(流行前)

予防接種は発症する可能性を減らし、万一発症しても重い症状になるのを防ぐ効果があります。医師と相談して、流行期前に予防接種を受けるようにしてください。ただし、ワクチンの効果が持続する期間は一般的に5か月程度といわれています。また、流行するウイルスの型は毎年変わるため、過去にワクチンを打っていても、毎年の接種が重要です。

咳エチケット

ウイルスはくしゃみや咳の飛沫に含まれて拡散するため、くしゃみや咳が出るときは、周囲の人にかからないようにティッシュなどで口と鼻を覆いましょう。くしゃみや咳の飛沫は、1から2メートル飛ぶと言われています。くしゃみや咳をする場合には、周囲の人からなるべく離れましょう。また、マスクを着用するよう心がけてください。

普段からの健康管理

免疫力が弱まると、インフルエンザウイルスに感染しやすくなり、重症化するおそれがあります。普段から十分な睡眠とバランスのよい食事を心掛け免疫力を高めておきましょう。

適度な湿度を保つ

空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。乾燥しやすい室内では加湿器などにより適切な湿度(50%から60%)を保つことも効果的です。

人混みや繁華街への外出を控える

インフルエンザが流行してきたら、まち中で感染する恐れがあるので、不要不急時の人混みや繁華街への外出を控えましょう。

インフルエンザにかかってしまったと思ったら

目安として、比較的急速な38℃以上の発熱、せきやのどの痛み、全身の倦怠感を伴う場合はインフルエンザに感染している可能性があります。具合が悪い場合は、早めに医療機関を受診しましょう。また、睡眠を十分にとるなど安静にして休養をとり、高熱による発汗での脱水症状を予防するために、こまめに水分の補給をしましょう。

インフルエンザとは?

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。そのうち、季節性インフルエンザとは、日本で毎年冬を中心に流行するインフルエンザをいいます。

症状は、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が突然に強くあらわれます。併せて、普通のかぜと同様の、のどの痛み、鼻汁などの症状も見られます。さらに、気管支炎、肺炎などを併発し、重症化することがあるのもインフルエンザの特徴です。

特に、子どもではまれに急性脳症を発症したり、高齢者や免疫力の低下している方では肺炎を伴うなど、重症になることがあります。

インフルエンザの感染力は非常に強く、日本では毎年約1千万人、約10人に1人が感染しており、いったん流行が始まると短期間に多くの人へ感染が拡がります。

重症化する危険が高い人

高齢者・幼児・妊娠中の女性・持病のある方・喘息のある人・慢性呼吸器疾患(COPD)・慢性心疾患のある人・糖尿病など代謝性疾患のある人など 

インフルエンザと風邪との違いは?

普通の風邪は様々な病原体によって起こりますが、症状は一般的に、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳(せき)などが中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはほとんどありません。また、一年を通してひくことがあります。

このページの内容に関するお問い合わせ先

町民健康課 保健センター 健康増進担当

〒350-0324 埼玉県比企郡鳩山町大字大豆戸183番地1

電話番号:049-296-2530

ファクス番号:049-296-2832

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