予防接種を受けるにあたっての注意事項

一般的な注意事項(予防接種を受ける前~接種後の注意事項)

予防接種を受けることができない方

  1. 明らかに発熱している方(通常37.5℃以上をいいます)
  2. 重篤な急性疾患にかかっている方
  3. ワクチンの接種液に含まれる成分、または破傷風トキソノイドによりアナフィキラシーを起こしたことのある方
    アナフィラキシー : 接種後30分以内に出現する呼吸困難や全身性のじんましんなどを伴う重いアレルギー反応で、汗がたくさん出る、顔が急に腫れる、吐き気、嘔吐、声が出にくい、息が苦しい、じんましんなどの症状に続きショック状態になるような全身反応のことです。
  4. BCG接種の場合においては、外傷などによるケロイドが認められるお子さん
  5. その他、かかりつけの医師に予防接種を受けないほうがいいといわれた方

予防接種ができるかどうかを医師に相談しなければならない方

次のいずれかに該当する方は、接種することができるかどうか慎重な判断を必要とすることから、専門性の高い医師とよく相談してください。

  1. 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する方
  2. 予防接種後2日以内に発熱した方、及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状をおこしたことがある方
  3. 過去にけいれんの既往のある方
  4. 過去に免疫不全の診断がされている方及び近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
  5. 接種する接種液の成分に対してアレルギーをおこすおそれのある方

ワクチン接種による反応

  1. 通常みられる反応
    ワクチンの種類によっても異なりますが、発熱、接種局所の発赤、腫脹(はれ)、硬結(しこり)、発疹などが比較的高い頻度(数%から数十%)で認められます。通常、数日以内に自然に治ります。
  2. 重い副反応
    接種のあと、接種局所のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの症状があるようなら、すぐに医師の診察を受けてください。その症状が予防接種後副反応報告基準に該当する場合は、医師から厚生労働省へ副反応の報告が行われます。 ワクチンの種類によっては、極めて稀(百万から数百万人に1人程度)に脳炎や神経障害などの重い副反応が生じることもあります。

接種後の注意

  1. 接種後30分程度、体重を預けられるような場所に座って、立ち上がらず、状態を観察してください。
  2. 血管迷走神経反射として失神があらわれることもあるので、失神による転倒を防止するため接種後の移動には 保護者等が付き添ってください。
    血管迷走神経反射 : 極度の緊張状態や注射などの痛みにより、自律神経が刺激され、全身の血管床が拡張することにより脳血流が低下し、顔面蒼白、徐脈、血圧低下、失神といった反応が起こること。
  3. 接種後、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応の出現に注意してください。
  4. 接種後は、接種部位を清潔に保ち、接種当日は過激な運動は避けてください。

定期予防接種による健康被害救済制度

定期接種により引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような 障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく給付を受けることができます。
ただし、その健康被害が予防接種により引き起こされたものか、別の要因(予防接種をする前あるいは後に紛 れ込んだ感染症あるいは別の原因等)によるものなのかの因果関係を、予防接種・感染症医療・法律等、各分野 の専門家からなる国の審査会にて審議し、予防接種によるものと認定された場合に給付を受けることができます。
給付申請の必要が生じた場合には、町保健センターまでご連絡ください。

予防接種健康被害救済制度について(厚生労働省ホームページ)

鳩山町外で定期接種を希望する場合

埼玉県内の他市町村にある医療機関で接種を希望する場合

「住所地外定期予防接種相互乗り入れ制度(※)」に参加している医療機関で接種をする場合は、鳩山町の予診票を使用し、定期接種として受けることが可能です。
鳩山町への事前の申請は不要ですが、接種を希望する医療機関が「住所地外定期予防接種相互乗り入れ制度」へ参加しているかどうかの確認が必要となります。医療機関名簿は、埼玉県医師会ホームページにて確認できます。

なお、希望する医療機関が「住所地外定期予防接種相互乗り入れ制度」に参加していないなど、接種ができない場合には、鳩山町保健センターへ早めにご相談ください。

※住所地外定期予防接種相互乗り入れ制度:里帰り出産等で住所地を離れる場合、住所地以外の埼玉県内他市町村の医療機関でも予防接種が受けられる制度

埼玉県外にある医療機関で接種を希望する場合

接種をする前に、鳩山町保健センターへ早めにご相談ください。

海外渡航などで、予防接種を受ける必要がある場合

海外生活で必要な予防接種は、通常の定期接種に加え、その土地、地域によっては黄熱・A型肝炎・B型肝炎・狂犬病・髄膜炎細菌性髄膜炎などが考えられます。海外で流行している感染症などの情報及び、海外渡航者のための予防接種は下記をご参照ください。

このページの内容に関するお問い合わせ先

町民健康課 保健センター 健康増進担当

〒350-0324 埼玉県比企郡鳩山町大字大豆戸183番地1

電話番号:049-296-2530

ファクス番号:049-296-2832

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