オーガニックハウス鳩山農場
鳩山町と有機野菜の加工食品会社である薬糧開発株式会社の間で、今宿仮宿地区への企業立地の覚書を交わしたことを、昨年の広報はとやま6月号でご紹介いたしました。その覚書の一部が実現しました。まずは、覚書の内容を再掲します。
『薬糧開発株式会社側は、以下の三つの条件を満たせば、今宿仮宿地区に工場を建設するというもので、
(1) 都市計画法上、工場建設が可能となること
(2) 隣接して、自社用の農地が確保できること
(3) 工場及び農地について地権者の協力が得られること
一方、町は、薬糧開発株式会社側が工場を建設することを前提として、薬糧開発株式会社の進出に積極的に協力する』というものです。
この内、実現したのは、(2) の薬糧開発株式会社の自社用の農地の確保です。地元地権者のご理解とご協力のもと、農地法上の手続きが終了し、昨年12月からは、もみ殻や資材の搬入が始まりました。やがてビニールハウス等の建設も始まります。この農場は「オーガニックハウス鳩山農場」と命名されました。今後の計画等については、河野 司社長のインタビューが今月号の6ページに掲載されています。
さらに、薬糧開発株式会社は、新たな会社を設立し、農場の経営に当たるようです。オーガニックハウス鳩山農場株式会社で、本店は鳩山町内です。
引き続き、農場に隣接して、有機野菜を加工する工場の誘致に力を注ぎたいと思います。
工場建設が可能となる都市計画法上の手続きの関係で、しばらく時間がかかりますが、地権者をはじめ、地元の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。