奥田地内の県道整備
奥田地内の県道東松山越生線の歩道整備工事が順調に進んでいます。この工事は、県道ですから、本来県が行うべきものですが、地元の皆さんから生活安全対策上、歩道の設置要望が従来からあったこと、さらには企業誘致を進める観点から、県にかわって町が実施しているもので、国から総工事費の55%の補助を受けています。残りの45%についても、その9割は、後年度、将来の償還財源として、国が地方交付税で手当てをする有利な起債(借金)です。
奥田地内には、都市計画法上、製造業の企業の立地が可能な土地がありますが、今の経済状況ですと製造業は、海外移転などが考慮されやすく、鳩山町への誘致は難しいものがあります。
そこで、流通業の誘致を可能とするため、今回県道を拡幅し、片側歩道を整備するものです。
来年1月には完成予定です。これを踏まえて町では、流通系企業の誘致が可能となるよう県への手続きを進めておりますが、11月上旬には、流通系企業の立地が可能であることの県の告示がなされる予定です。
県の告示がなされれば、立地希望の企業は、開発申請を行うことができます。念願の企業誘致へ向け、一歩一歩前進しています。