鳩山町の財政 (2)(平成24年 広報はとやま 5月号 掲載)

鳩山町の財政 (2)

鳩山町長 小峰孝雄前月号で、「行政サービスが削られたり、税金や公共料金が値上がりしたりしないだろうか」という視点に立つと、つぎの3つの点が重要としました。
(1) 赤字があるかないか
(2) 貯金(基金) があるかないか
(3) 借金(起債) が他のまちと比べて多いか少ないか

(1)の「赤字があるかないか」という点では、累積赤字の段階ではないことを説明いたしました。累積赤字の段階になってしまうと、赤字解消は待ったなしです。既存の行政サービスを削ったり、税金や公共料金を値上げしたりしてでも、赤字解消に努めなければなりません。

今回は、(2) の「貯金(基金) があるかないか」という点です。鳩山町の主な基金(取り崩し可能な基金)はあることはありますが、平成12年度以来、平成21年度まで、一貫して減り続けてきました。平成12年度末の段階で、12 億7,600 万円だったものが、平成21年度末段階で5億4,900万円まで落ち込んでしまいました。

しかし、平成22年度単独ではありますが、約1億5,000万円を積み立てることができました。一貫して減少し続けた基金残高に、ようやく歯止めをかけることができたのです。とはいえ、楽観はできません。平成23年度決算はまだ確定していませんが、現時点で4,500万円ほど取り崩している状況ですので、さらなる改革が必要です。
次号では、借金(起債)の現状について述べてみます。

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