太陽フレア(平成29年 広報はとやま10月号 掲載)

はとやま 雑感

鳩山町長 小峰孝雄太陽フレアの爆発がマスコミ報道やインターネットで話題になっています。私の趣味(天体観測)の領域とも重なりますので、今月は、太陽観察を話題にしてみます。

太陽フレアの爆発という報道を耳にすると、太陽を観察したくなりますが、観察の仕方を間違えると失明するなど大きな危険を伴います。間違っても、双眼鏡や普通の望遠鏡をそのまま覗くことは絶対にやめてください。虫眼鏡でも同じです。

太陽を観察するには、概ね3通りあります。一つ目は、望遠鏡に太陽投影板を取り付けて観測する方法です。直接太陽を見るのではなく、望遠鏡を通した太陽光を投影板に映し出し、その像を間接的に観測します。しかし、この方法では太陽は白色の円として映し出され、黒点観察はできますが、太陽フレアやプロミネンスは観測できません。

二つ目は、望遠鏡に減光フィルターを取り付けて、直接太陽を観察する方法です。これも一つ目と同じく、太陽を白色光で観察することになり、やはり、黒点を観測できても、太陽フレアは観察できません。

三つ目が、赤い光だけを通す専用の太陽望遠鏡を使う方法です。これですと、太陽フレアやプロミネンスが観測できます。私はこの太陽望遠鏡を持っていますので、太陽フレアの爆発報道の後、太陽を観察しましたが、その時はすでに太陽フレアを確認することはできませんでした。

近いうちに、太陽撮影にチャレンジするつもりです。うまく撮れたら、インターネットで公開したいと思います。

このページの内容に関するお問い合わせ先

総務課 秘書・総務・検査担当

〒350-0392 埼玉県比企郡鳩山町大字大豆戸184番地16

電話番号:049-296-1214

ファクス番号:049-296-2594

メールでお問い合わせをする

アンケート

鳩山町ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。

Q.このページはお役に立ちましたか?
メール認証のためのメールアドレスをご入力ください。
このページの先頭に戻る