ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、胃の強い酸の中でも生きることができる菌です。らせん状の形をしていて、胃の粘膜にすみついています。
胃の中に入ってきた細菌は通常、胃酸によって殺菌されますが、ピロリ菌は持っている酵素によって、胃の中にある尿素をアンモニアに変え、アルカリ性のアンモニアで胃酸を中和して、胃酸の殺菌作用を逃れています。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍の90%以上でピロリ菌が陽性を占めているとされ、近年になって胃がん発症にも大きく関係していることがわかってきました。
そこで町では、胃がん予防の一環として、平成26年4月からピロリ菌の有無を調べる「胃がんリスク検査」費用の一部を公費助成しています。
対象
鳩山町に住所登録がある、30歳以上の方で、平成26年4月1日以降に胃がんリスク検査を受けた方
助成金額
2,000円を上限とする(検査後に助成)
助成回数
1人1回限り
助成方法
検査費用の全額を医療機関にお支払い後、次のものを持参し、町保健センターまで申請してください。
- 鳩山町胃がんリスク検査費用助成金交付申請書兼請求書
- 医療機関が発行する領収書と明細書
- 本人の振込先の口座が確認できるもの
- 印鑑