日本骨髄バンクを通じた骨髄移植や末梢血幹細胞移植を必要としている方は、 毎年少なくとも2,000人を数えます。1人でも多くの方を救うには、1人でも多くのドナー登録が不可欠となっています。
また、骨髄などの提供のためには7日間程度の通院や入院が必要となりますが、ドナー休暇制度が整備されていない勤労者、育児、介護をしている人は休暇を取得することが経済的な負担となっています。
そうした現状から、町では、骨髄又は末梢血管細胞を提供する人の負担軽減を図り、骨髄などの移植を推進するため、助成金を交付する事業を行っています。
骨髄移植とは
骨髄移植や末梢血幹細胞移植は、白血病や再生不良性貧血などの病気によって、正常な血液がつくられなくなった患者に、健康な方の造血幹細胞を入れることにより、造血を回復させる治療法です。
対象
次の1から4にすべて該当する方で、骨髄などの提供完了から1年以内の方
- 骨髄などの提供時、町に住民登録のある方
- 骨髄バンクが実施するドナー登録を行い骨髄などの提供を完了し、これを証明する書類の交付を受けた方
- 他の自治体が実施する骨髄などの提供に係る同様の助成金などを受けていない方
- 休暇制度を設けている企業又は団体などに属していない方
助成金額
骨髄などの提供のために次の1から4の通院・入院をした日数1日につき2万円を交付します。(だたし、1回の提供につき14万円を限度とします。)
- 健康診断のための通院
- 自己血貯血のための通院
- 骨髄・末梢血幹細胞などの採取のための入院
- その他骨髄などの提供に関し、骨髄バンクが必要と認める入院及び面接
助成方法
骨髄などの提供完了後、次の1から3を持参して町保健センターまで申請してください。
- 公益財団法人日本骨髄バンクが発行する、骨髄などの提供が完了したことが確認できる書類
- 本人名義の通帳
- 印鑑