基金残高(その1)(平成22年 広報はとやま 5月号 掲載)

基金残高(その1)

鳩山町長 小峰孝雄鳩山町には、さまざまな基金がありますが、そのうち取り崩し可能な基金は、財政調整基金・ふるさとづくり基金・役場庁舎等改修基金・地域福祉基金の4つです。
このうち、財政調整基金は比較的出し入れ自由な普通貯金に相当します。その年度の予算編成の際、歳入と歳出のバランスが取れないとき、いったんは、この基金を取り崩して予算を編成し、決算段階で元に戻したり、年度途中に現金が底をついたときなどは、短期的に取り崩すなど運転資金的な役割も担ったりしています。他のふるさとづくり基金・役場庁舎等改修基金・地域福祉基金は、使用目的が明確であり、一般家庭の積立貯金に相当する基金です。
その4つの基金の平成22年度末の予想残高は、平成19年度修正の行財政改革計画と比較すると、約3億7千万円程度上方修正となる見込みです。とりわけ財政調整基金は、平成22年度予算では、一切取り崩すことなく編成をすることができました。画期的なことで、年度内のやり繰りの仕方によっては、決算段階で数千万単位の積み立ても可能となります。
鳩山町の財政難は、借金のし過ぎにあるのではなく、基金の取り崩し体質にありました。この基金取り崩し体質に一定の歯止めがかかれば、町の財政は極めて健全財政といえます。ではなぜ、基金残高の上方修正となったか、次月号でご紹介します。

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