デマンド交通の利用者数の推移
デマンド交通システムの導入は、私のマニフェストの中でも優先度の高い政策でした。マニフェストでは、平成21年4月から導入ということでしたが、平成21年7月から医大便が、そして同年10月から町内便がそれぞれ試験運行を暫定的に無料で開始しました。
平成22年4月からは、町内便は100円、医大便は500円の料金とし、有料化いたしました。この時点で、達成目標や達成期限を明示した私の8つのマニフェストは、ほぼ達成したと考えています。4月からの有料化に伴い利用者数の減が心配されましたが、下表のとおり、幸いなことに増加しています。
月 | 医大便 | 町内便 | 計 |
---|---|---|---|
3月 | 13.4 | 17.0 | 30.4 |
4月 | 16.9 | 23.6 | 40.5 |
5月 | 19.8 | 28.4 | 48.2 |
6月 | 17.0 | 29.7 | 46.7 |
7月 | 18.2 | 36.5 | 54.7 |
デマンド交通システムは、鳩山町の高齢化と交通の不便さに着目した極めて戦略的かつ重点的な施策です。交通の不便さの解消は、たやすくできることではありませんが、せめて町内だけでも気軽に移動できる環境づくりを目指したものです。
第5次総合計画では、1日の目標を70人としていますが、早期に達成して中期的には100人の利用者数をめざしていきたいと考えます。