2013年 彗星の年(平成25年 広報はとやま 3月号 掲載)

2013年 彗星の年

鳩山町長 小峰孝雄今月は鳩山町の話題から離れ、先月の続きで星の話題を取り上げます。
昨年5月には、金環食があり日本各地で賑わいましたが、今年は2つの大彗星が地球に接近します。

「パンスターズ彗星」と「アイソン彗星」です。観測しやすくなるのは、ともに太陽に最も近づくころで、「パンスターズ彗星」が3月10日以降、「アイソン彗星」が11月から12月にかけてです。
いずれも肉眼で見られる「肉眼彗星」であるだけでなく、とくに「アイソン彗星」は、2012年9月21日に発見された新彗星です。やや大型の彗星であり、核の大きさは3Km程度と推定されています。
さらに、2013年11月末には太陽の中心から約190万キロメートルのところまで大接近するため、計算上は満月のように明るく輝く可能性があり、もしかすると、日中の青空にその輝きを見ることができるかもしれません。

ただし、彗星の明るさというのは不確定な要素があり、予測どおりに明るくならない場合もあります。
また、太陽に近い時に明るくなるため、明るい時期は観測が困難で、「過度の期待は禁物」とも言われています。
今回の場合、あまりに太陽に接近しすぎるため、彗星本体そのものが蒸発してしまう危険性も指摘されています。

仮に、予想どおり明るくなり、かつ蒸発することなく、太陽の裏側へ通過すると、12月には、へび座の位置で見事な大彗星として、日本の夜明け前の東の空に現れることになります。2つの彗星が、太陽に近づくのは今回限りで二度と見ることは出来ません。
2013年は「彗星の当たり年」となるかどうか、今から注目してみたいと思います。

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