福祉・健康複合施設

今月号の2、3ページに詳しく載っていますが、旧松栄小学校敷地に、「特別養護老人ホーム」を誘致し、合わせて福祉や健康増進施設を併設して、「福祉の拠点」にしていこうとするものです。

これは、第5次総合計画で「鳩山ニュータウン再生創造事業」という行政と住民の協働戦略事業を位置づけていますが、従来から要望の強かったニュータウン内のさまざまな施設や道路のバリアフリー化や公園へのトイレの設置などと合わせ、その中心となるものです。

この取組みの検討組織として、「高年者が輝くまちづくり事業の協働チーム」を設置し、すでに2回の会議が開催されています。この検討組織を中心として、「特別養護老人ホーム」を整備する法人を選考し、当該法人を交えて整備計画を策定します。
選考過程では、「特別養護老人ホーム」の公募に応じた法人からの提案や検討チーム内のさまざまなご意見を基に、整備計画を策定しつつ、整備法人を決めていくことになります。
そうした面では、「特別養護老人ホーム」の公募に応じていただいた法人からどのような提案がなされるのか、大変楽しみにしています。何らかの形で民間活力を生かしながら、町の福祉・健康増進事業を進めていきたいと思います。

この事業は、ハード事業でありながら、将来の福祉・健康づくりといったソフト事業を見据える必要があります。
また、いったんハードという器が整備されれば、10年後、20年後のソフト事業は、その器に制約される面もあり、大変重要な事業といえます。