火災発生!そのときどうする
火元別初期消火方法について
油なべ
あわてて水をかけるのは厳禁。消火器がないときは、濡らした大きめのタオルなどを手前からかけ、空気を遮断します。
石油ストーブ
真上から一気に水をかけます。石油がこぼれて広がっていたら、毛布でおおってから水をかけ消火。
衣類
着衣に火がついたら、転げ回って消火。髪の毛の場合は、化学繊維以外の衣類やタオルなどを頭にかける。
電気製品
いきなり水をかけると感電の可能性があります。プラグを抜いて(できればブレーカーも)消火。
カーテン、ふすま
火がついたら大変危険です。ひきちぎったり、けり倒して、火を天井から遠ざけることが必要です。
避難するときの注意点
- 天井に火が燃え移ったときが避難の目安
- 避難は、お年寄り、子供、病人を優先
- 服装や持ち物にこだわらず、できるだけ早く避難する
- ちゅうちょは禁物、一気に走り抜ける
- 頭から水をかぶり、濡れたタオルや衣類で顔をおおう
- 濡れたシーツで体全体をおおい、走り抜けるのも効果的
- 煙の中を逃げるときは、できるだけ姿勢を低くして
- ぬれたタオルで口をおおい、低く床をはうように脱出(階段も同じ)
- 室内なら壁づたい、廊下なら中央を低く床をはうように脱出
- いったん逃げ出したら、再び中にはもどらない
- 逃げ遅れた人がいるときは、近くの消防隊にすぐに知らせる