鳩山町議会令和5年第2回定例会(6月)
行政報告をいたします。
はじめに、「ちょっくまPR隊員就任式について」でございます。
5月13日(土曜日)に、「ちょっくま」におきまして、吉本興行と指定管理者であります株式会社グッドスタッフのプロジェクトにより、「ちょっくまPR隊員就任式」が行われました。今回、PR隊員となられたのは、鳩山町出身の吉本興業所属芸人として活躍されておりますコンビ芸人「いちばんかわいい」の「にににこーちゃん」で、「ちょっくま」でのスタッフ業務に加え、町特産品の「鳩豆うどん」を広くアピールする事業に取り組んでいただく予定でございます。
当日は、遠方からロードバイクで駆け付けていただいた方も含め、町内からも多くの方のご来場をいただき、盛り上がった就任式となりました。
町では、このような事業の展開により、「ちょっくま」はもちろんでございますが、鳩山町全体を更に盛り上げて参りたいと考えております。
次に、「測定機器の設置と活用について」でございます。
地域包括ケアセンターでは、令和4年度に保険者機能強化推進交付金を活用して購入した「血管年齢測定器」と「体組成測定器」を活用して、更なる健康長寿を推進するため、これまでに設置しておりました「骨健康度測定器」、「自動血圧測定器」とあわせて、「セルフ測定コーナー」を整備いたしました。町民の皆様が定期的にご自身で測定していただき、お体の状況を知っていただきながら健康づくりのきっかけにご活用いただければと存じます。
なお、「血管年齢測定器」につきましては、泉井交流体験エリア交流体験館にも設置しておりますので、ぜひご活用ください。
次に、「埼玉県65歳健康寿命における鳩山町の状況について」でございます。
「埼玉県65歳健康寿命」は、平均寿命、平均余命、高齢化率及び要介護認定率などの最新データを用いて算出する健康指標ですが、先日、埼玉県衛生研究所より最新結果が公表されました。
今回は、令和3年のデータを基に算出したもので、鳩山町は男性が19.35年で引き続き県内1位、女性は21.41年で県内5位という結果になりました。
昨年度の男女ともに1位から、女性が順位を落としましたが、女性の上位6市町をみますと、1位が21.50年、2位及び3位は21.46年、4位及び5位が21.41年、6位が21.40年とわずか0.1年の間に6団体がひしめき合っています。ここ10年近く、こうした状況が続いており、マラソンで例えるとこの6団体で先頭集団を形成している形になっています。同じように男性もマラソンに例えると、単独首位で2位以下を引き離し、10年連続も夢ではない状況でございます。
こうした健康づくりの成果により介護認定率が低くなり、その結果介護保険料は、県内一低くなっております。全国でも4番目に低い金額です。より一層の健康づくりを進め、全国一安い介護保険料を目指してまいりたいと考えております。
さて、本定例会に上程されます案件は、専決処分の承認に関するもの1件、条例の制定に関するもの3件、令和5年度一般会計及び企業会計補正予算の議定に関するもの3件の計7件でございます。
いずれも重要案件でありますので、慎重なご審議をいただき、速やかなるご議決を賜りますようお願い申し上げます。
なお、併せて、令和4年度一般会計繰越明許費繰越計算書の報告が1件ございますので、よろしくお願い申し上げ、行政報告とさせていただきます。