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10月7日、10月8日、笛や太鼓の音色が響き渡る中、泉井地区のささら獅子舞が行われ、泉井神社周辺は厳かな雰囲気に包まれました。8日には泉井地区のボランティアの方々による模擬店も加わり、会場は多くの人でにぎわいました。
町指定無形民俗文化財であるささら獅子舞は、560年ほど前から続く伝統文化です。長い年月をかけて、地域の人々によって代々受け継がれてきた舞いを後世に残そうと、泉井地区では、昭和53年に泉井獅子舞保存会を設立。毎年4月から9月にかけ、泉井集落センターでささら獅子舞の練習を行い、秋季例大祭で奉納してきました。
近年は担い手不足のため、演じ手の対象を広げたり、OBへの参加呼びかけにより、各世代の方が力を合わせて奉納しています。毎年、境内には、子どもから大人までが集まり、活気あるお祭りとなっています。
当日は、保存会会長の千装公明(ちぎらきみあき)氏から、ささら獅子舞の解説を交えて演目(「中庭」)を披露する場面もありました。